金凌‥

魔道祖師 完結編 第7話 乱魄

忌み嫌っていた叔父が、再会してみたらなぜか親しみやすくなっていた。
彼をとおすと、これまでうまく付き合えなかった同世代の少年(主に藍氏の子弟)らとの距離も縮まった。
穏やかな叔父 金光瑶とも冷ややかな叔父 江澄とも違う明るくて破天荒な叔父 莫玄羽に、金凌はそぶりでは反撥しながらも心を許すようになった。
しかし、それが自分の不幸の元凶である魏無羨だったとは!
何が何やらぐちゃぐちゃになっているだろう金凌の心の内を想像すると、こちらまで胸が痛む。

終わりに魏無羨の独白がないのが少しばかり残念。
こいつ(金凌)め、叔父貴(江澄)と同じところを刺しやがる‥

失敗

GYA○!のサービス終了に先駆け、ストアが17時で終了なので、期限直前で購入をしようと思っていた。
なるべくなら3月末のGYA○!のサービス終了までに無料配信されるものを購入しない方向で、配信予定の更新をぎりぎりまで確認してからという意図だった。
で、同じような考えの人の購入が重なってシステムトラブルがあっても嫌なので、16時にアクセスしたわけだ。
そしたら、視聴期間30日のお得なパックが終了していた。10日のパック(30日よりは割引が少ない)と1話ずつ(割引なし)しか購入できない。
‥くうっ、やられたっ!

向かう先を失くした愛の暴走

復讐のセクレタリー (2015)

復讐を描いた映画として見れば、緊張感に欠け、食い足りない気分にさせられる作品であり、お薦めはできない。
なので、いったんタイトルにある「復讐」は念頭から外してご覧いただきたい。

自分の感覚としては、これは復讐の物語ではなかった。息子をわが手に取り戻すための母の戦いの物語だ。

自身の息子の復讐をしようとトマに近づいたものの、トマの息子レオと共にいることに目的がすり替わってしまったマリー。
レオはマリーの息子の死と引き換えるように生まれた。マリーが息子と同一視してレオへの執着を深めていくのは普通に理解できる。
(マリーの主観として)マリーとレオを引き離そうと動かなければ、トマの妻も父もあるいは命を奪われずにいられたかもしれない。たとえそれが薄氷を踏むような日常であったとしても。
しかし、マリーがレオと暮らすことは叶わなかった。
大事な息子を奪われたままでいられるだろうか? 否!
かくしてマリーの戦いが始まる‥

★★★☆☆

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